【なぜ私は痩せないの?】40代女性が抱える「お酒とストレス」とダイエットのリアル
「なんで痩せないの…?」
週に1回のパーソナルトレーニングのたびに、ため息をつきながらそうつぶやくAさん(40代・女性)。
5年前から体重は8キロ増。
仕事のストレスも増えて、お酒に手が伸びる日が多くなりました。
トレーニングでは、愚痴りながらも一生懸命に身体を動かす。
でも、体重は思うように減らない。
これって、いったいなぜ?
■ 40代のダイエットが難しくなる理由
実は、40代になると体重が落ちにくくなるのには“ちゃんとした理由”があります。
●① 基礎代謝が下がる
10代・20代のころより、1日で消費するエネルギー量が確実に少なくなります。同じ食事量・同じ運動量でも太りやすいのはこのため。
●② 筋肉量の低下
運動習慣がない期間が長いほど、筋肉量は自然と減ってしまいます。筋肉が減ると脂肪が燃えにくい身体に。
●③ ストレスによる飲酒・食欲の変化
ストレスが強いと脳が“手っ取り早く気持ちよくなるもの”を求めます。それがお酒だったり、油っぽいものだったり、甘いものだったり。
Aさんの場合、「お酒=ストレス解消」という構図がしっかりできあがっていました。
■ 週1回のトレーニングだけでは変わらない理由
もちろん、週1回でも筋トレは素晴らしい行動です。
しかし、体重の変化は「運動 × 食生活 × 日常習慣」の掛け合わせで決まります。
● お酒のカロリー、意外と強敵
ビール・ワイン・ハイボール…“飲んでいる間じゅう”カロリーを摂取します。
さらに夜に飲むと、睡眠の質が落ち、翌日の代謝も低下。
● 食事が変わらないと、トレーニング効果が追いつかない
週に1時間のトレーニングより、残りの167時間の生活のほうが大きな影響を持ちます。
● ストレスで体が「脂肪を溜め込みやすい状態」に
ストレスホルモンの影響で、体脂肪が落ちにくくなります。
「痩せないのは努力が足りないから」ではなく、
生活習慣とストレスが体重減少をブロックしていることが多いのです。
■ 少し変えるだけで結果は変わる。Aさんがまず取り組んだこと
Aさんは「全部を完璧に変える」のではなく、小さな一歩から始めました。
◎① お酒の“量”ではなく“回数”をまず調整
毎日→週4回へ。
これだけで1週間の摂取カロリーが大幅に変わります。
◎② 夜のストレス解消を“運動後のスッキリ感”へ置き換える
愚痴りながらでも動けば、意外と気持ちは軽くなる。
「帰ったら飲もう」より「今日はよく頑張った」に意識が変わる瞬間が増える。
◎③ タンパク質を1日+10gだけ増やす
大きな決意はいらない。
ヨーグルト1個、ゆで卵1個、プロテイン半量など、小さな積み重ねが筋肉量維持につながる。
■ “痩せない理由”は失敗ではなく、単なるスタート地点
Aさんのように、
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ストレスが多い
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ついお酒に頼ってしまう
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週1回だけ頑張っている
この状態は、多くの40代女性にとって“普通のこと”。
ここから少し調整するだけで、身体は確実に変わり始めます。
痩せない理由を責める必要はありません。
むしろ、「ここを整えたら変われる」というヒントがたくさん隠れています。
■ 最後に:愚痴っていい。弱音もOK。でも、やめなければ必ず変わる
愚痴を言いながらでも、Aさんは【毎週通い続けている】。
それだけで十分すごいことです。
40代のダイエットは「気合い」よりも「継続と生活習慣の微調整」がカギ。
Aさんのように、
“できない自分を責めるのではなく、今日できた小さなことを積み重ねる”。
これが一番の近道なのです。


